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【自作PC】NZXT KRAKEN M22レビュー!Mini-ITXに最適な簡易水冷CPUクーラー

つきしろ

こんにちは。
つきしろです。

5月に入っていきなり暑くなってきましたね。
今年のGWはどこも行かずに家で過ごすことになりそうです。

休日はもとから自粛してるので何も変わってない気がしますが。

リモートワークも多くなり歩く機会が激減したので、散歩くらいは行こうと思ってます。
考えてみると一日の大半はPCの前に座ってることになるので、普通に会社や学校に行ってた時と比べるとかなり不健康ですよね!

[chat face=”hakodot10.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]と言ってるそばからCPUクーラーが届いてしまったので今日も散歩は無理そうです()[/chat]

そんなわけで(?)本日は簡易水冷CPUクーラーNZXT 「KRAKEN M22」のレビューです。

外観やMini-ITX環境で使用する際のメモリクリアランス、ファンの交換、NZXT製の統合設定ソフト「NZXT CAM」について書いていきます。


空冷CPUクーラーのおすすめはこちら↓ (こちらも「NZXT CAM」でLED制御できます)

https://tsukishiro.blog/cryorig-h7-quad-lumi/

それでは早速!

NZXT KRAKEN M22とは

KRAKEN M22パッケージ

[chat face=”hakodot10.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]NZXT製品のパッケージってかっこいいですよね。
無駄なものがなくて洗練されている感じがします![/chat]

「KRAKEN M22(型番:RL-KRM22-01)」は2020年4月24日(金)より国内販売が開始となったNZXT製の簡易水冷CPUクーラーです。

特徴としては120mmサイズのラジエーターが搭載されています。
このサイズの簡易水冷CPUクーラーは選択肢が少ないので、国内販売してくれるのは嬉しいです。

水冷ヘッド部のインフィニティミラーも他製品には無いデザインで非常にかっこいいです。

以前使っていたCPUクーラー

「虎徹 Mark II」を交換

今回交換対象となるのはサイズの「虎徹 Mark II」です。

性能面では全く問題ありませんが、空冷CPUクーラーは当PCケースである「In Win A1」に取り付けるとかなり場所を取ってしまう為、内部のメンテナンスがしにくいデメリットがありました。

ちなみにファンはIn Winの「Sirius Loop」に交換しています。
以前の構成について知りたい方はこちら↓

https://tsukishiro.blog/build-pc-review-01/

[chat face=”hakodot10.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ASUS Aura SyncでファンのLED制御をできなくなってしまうのは痛いですが、「KRAKEN M22」のデザインはそれ以上に魅力的なデザインなので買ってしまいました![/chat]

「EK-AIO 120 D-RGB」のメモリ干渉

実は「KRAKEN M22」を購入する前に「EK-AIO 120 D-RGB」を購入していました。

コロナの影響で到着が3週間ほど遅れましたが、無事到着したので取り付けてみたところ、Mini-ITXマザボではチューブがメモリに干渉してしまいました。。

仕方がないので向きを変えてみます!!

↓↓↓

ダサい…ゲーミングおにぎりみたい……

「EK-AIO 120 D-RGB」自体はかっこいい製品ですが、このように向きを変えると悲惨なことになります。

2か月近く待った製品なだけに、激しく落胆しました。
しかしこの直後に「KRAKEN M22」の国内販売がアナウンスされた為、すがる気持ちで購入してしまいました。
(このタイミングで国内販売はズルいです。。)

[chat face=”hakodot10.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]「KRAKEN M22」がメモリに干渉しない保証は無いけど、もうどうにでもなれっ!!![/chat]

「KRAKEN M22」の外観

Before-After

早速取り付けてみました!
まずは外観のビフォーアフターから!!

・Before

・After

かっこいい…!!

空冷のごっつい感じも好きでしたが、「KRAKEN M22」にしてからは野暮ったさが無くなりました。
よりスマートな印象になったと思います!

ちなみにメモリもG.SKILLの「F4-3600C17D-32GTZR」からCORSAIRの「DOMINATOR PLATINUM RGB」に交換しています。

メモリついて知りたい方はこちら!↓

https://tsukishiro.blog/corsair-dominator-platinum-rgb/

無限の奥行を感じさせるインフィニティミラー

KRAKENシリーズの特徴は何といってもこのインフィニティミラー構造でしょう。
幾層にもなるリングはずっと見ていられるような美しさがあります。

綺麗ですが他パーツと比べると暗めなので、個人的にはもう少し明るいと嬉しかったです!

特に気に入っているのはこのリングの内側です。
静かで真っ暗なこの空間は、リングのインフィニティミラー効果も手伝い、無限の奥行を感じさせます。

[chat face=”hakodot10.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]『深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ』[/chat]

後述しますが、リングやロゴの色も細かく変えることができますよ!

水冷チューブは上に隠すとスマート

これは「In Win A1」のような背の低いケースに限った話かもしれませんが、チューブは上に隠すと見栄えが良いです。

下に回すとグラボに密着しますし、上部にスペースがあるならこの設置方法が一番スマートかと思います。

チューブはマザボや電源などに付属しているバンドでまとめると、ある程度意図した方向で固定することができます。

こんなやつ。Amazonとかでセットになってるものが買えます。
ケース内部だけではなく、外部のケーブル整理にも役立つのでおすすめです!

メモリクリアランスについて

メモリクリアランスですが、”ギリギリ”大丈夫です!!

今回試したパーツはこちら。

分類名称
マザーボードASUS ROG STRIX H370-I GAMING
メモリCORSAIR DOMINATOR PLATINUM RGB

ありがたいことに「KRAKEN M22」は、他のKRAKENシリーズに比べて水冷ヘッド部の直径が小さくなってます。

[chat face=”hakodot10.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]例えば同シリーズのZ73は水冷ヘッドが直径79mmですが、M22は直径65mmです。Mini-ITXユーザーには嬉しい配慮です![/chat]

「ギリギリ」と書いた理由は、チューブのゴム部分がメモリに密着している為です。
強く密着しているわけではないのでメモリが歪むようなことはありませんが、密着している状態で使用し続けることが問題ないのか少し不安です。

水冷ヘッドは回転しない

「KRAKEN M22」の注意点として、水冷ヘッド上部が回転しません。
新型のKRAKEN Xシリーズはクーラーの取り付け方向にかかわらず、ロゴの位置を調整することができますが、本製品はできません。

このデメリットは先述しました水冷ヘッドのサイズ縮小によりある程度は補われていますが、やはり回転できる方が安心感はあります。

[chat face=”hakodot10.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]120mmサイズで水冷ヘッド上部が回転する型番が出ることに期待です![/chat]

ファンは「SilverStone FW124-ARGB」に交換

ファンは付属の厚さ25mmのものではなく、15mmである「SilverStone FW124-ARGB」に交換しました。

元々ケースファンとしてリア部で使用していたものですが、スマートな見た目がお気に入りのファンなので、今回も採用することにしました。

ファンの音も静かな方だと思います。

付属ファンもギリギリではありますが、問題なく設置できます。
特に理由が無い限りは、風量の関係から厚さ25mmのファンを使用した方がいいと思われます。

設置した際の写真が無くて申し訳ありませんが、先ほど冒頭でご紹介したゲーミングおにぎり」の画像とほぼ同じ窮屈さになります。

[chat face=”hakodot10.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]冷却性能にそこまで大きな違いは出ないと思いますが、見た目か性能のどちらを取るかですね。[/chat]

あと当たり前ですがラジエーターに装着する際の付属ネジは厚さ25mm用となっております。
マニュアルには「30mm UNC 6-32 Screw」と記載されていました。

その為、今回のように付属ファンより薄いファンを取り付けようとすると、ネジ穴のネジ部を突き抜けます。
ネジ部を突き抜けるのでファンが落下することはまずありませんが、突き抜けた分はゆるゆるになります。

ファンの回転による振動でずれることもなかったので、今のところ困ってはいませんが、長さの短いネジまたはネジ部が一部ではなく全体にあるようなネジに変更すれば解決できそうです。

NZXT製統合設定ソフト「CAM」

水冷ヘッド部のLEDイルミネーションはNZXT製統合設定ソフトである「CAM」を使用します。
ダークモードも用意されており、見た目も使い勝手も良いソフトとなっています。

LEDイルミネーション設定機能

左のメニューから「照明」をクリックするとLEDイルミネーションの設定ができます。
「固定」と書いてあるところをクリックすると、様々な発行パターンを設定することができます。

また、特に嬉しかった点はリングが8等分されていて個別にカラー設定ができるところです。
1セルごとに色を変えたり、半分ずつ設定してグラデーションっぽくしたりと、とにかく自由度が高いです。

ただ、あまり細かいグラデーションを設定しても肉眼ではそこまで差を感じないので、2色くらい設定すれば充分でした。

システム仕様閲覧機能

左のメニューから「システム仕様」をクリックすると現在のPC構成を手軽に確認することができます。

左側はパーツ情報一覧表示エリアとなっており、クリックすると右側にパーツの詳細情報が表示されます。
CPUであればクロック速度やソケットタイプ、マザボならチップセットなどを確認することができます。

[chat face=”hakodot10.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]細かい仕様を手軽に確認できるのはパーツ買い替えの際など非常に便利ですね!![/chat]

NZXT製品を使用していなくても、このシステム仕様確認機能や後述するPCモニタリング機能だけでも使用する価値は充分にあります。

PCモニタリング機能

左のメニューから「PC Monitoring」をクリックすると現在のPC使用状況を表示することができます。
CPU温度やクロック速度、ファン回転数などの各種パーツの負荷状況を確認できます。

肝心のCPU温度ですが、アイドル時は40℃前後、ゲーム中は50~70℃前後を行ったり来たりしていました。
空冷の時とそんなに変わりませんね。

[chat face=”hakodot10.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]120mmサイズのラジエーターなのでこんなものだと思います。
「KRAKEN M22」は見た目とメンテナンスのし易さ重視で選んだので満足です![/chat]

まとめ

「KRAKEN M22」は他の簡易水冷CPUクーラーと比べてもデザインが最高に美しく、設定ソフトの「CAM」も使いやすい為、本当に買ってよかったです。

特に“魅せるPC”を自作している方にはおすすめです!

作業部屋も少し変わりました!
ウルトラワイドは快適ですが、やはりモニターはもう1枚欲しくなりますね。
スペースが無いのでDuetを使用してiPadをセカンドモニターにしています。

[chat face=”hakodot10.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]遠目から見てもインフィニティミラーの存在感バッチリですね![/chat]

とにかくMini-ITX環境で「KRAKEN M22」を設置できてホットしました。

本日は以上です。
読んでいただきありがとうございました。

それではまた~。

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