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HUAWEI MateView 28.2 レビュー。3:2比率で作業効率大幅UP。極薄ベゼルが美しい4K+UHDモニター。

つきしろ

こんにちは。
つきしろ(@Tsukishiro)です。

ブログを快適に書けるモニターが欲しい!

元々使っていたウルトラワイドモニターも悪くはなかったのですが、今はゲームから離れていることもあり、ウルトラワイドに固執する理由がなくなっていました。

普通の作業をする際はウルトラワイドってそこまで使いやすくはないと思ってます。
というのも私が使っていたウルトラワイドモニターの解像度は3440 x 1440で、縦に狭かったんですね。

この「縦に狭い」というのは、一度に見れる情報量が少なくなったり、それによってスクロールする量が多くなったりと、あらゆる作業でストレスの原因になります。

ブログを書くにしろプログラミングをするにしろ、とにかく縦に狭いのは苦痛だったので思い切って買い替えてしまいました。


今回ご紹介するのは「HUAWEI MateView 28.2」です。このモニターを導入してから1ヶ月ほど経ちましたが、上記の悩みは全て解消されました。非常に快適なモニターで本当に買ってよかったです。

Mac miniと使う際の注意点等も書いてありますのでよかったらそちらも参考にしてください。

製品仕様

製品仕様は以下の通りです。(Amazon商品ページより引用)

分類説明
画面サイズ28.2インチ(アスペクト比 3:2)
パネルタイプIPS液晶(視野角178°)、非光沢
リフレッシュレート60Hz
解像度3840 × 2560
最大表示色約10.7億色(10ビットカラー)
最大輝度500nit(コントラスト比 1200:1)
オーディオ入出力内蔵マイク×2、内蔵スピーカー5W×2、ヘッドフォンジャック
本体サイズ約 608 × 591 × 182 mm
チルト角/高さ調整前方5°(±2°)、後方18°(±2°)/0~110mm
スタンド固定(取り外し不可)
映像入力端子HDMI×1、Mini DP×1、USB Type-C×1
その他仕様テュフ ラインランド認証(低ブルーライト、フリッカーフリー)、HDR400

IPSにHDR、4K+UHDと作業用モニターには十分すぎる機能が付いています。

外観

高級感のあるアルミニウム合金

アルミニウム合金でつくられた筐体とスタンドはとても美しく、箱を開けた瞬間から所有欲を満たしてくれます。

「HUAWEI」のロゴもスタイリッシュです。
関係ないですけど、勢いに乗ってる企業のロゴってなんかよくないですか。

iMacを連想させる薄型の筐体

(ピント合ってないですね。すみません。。)

幅は1cm〜1.4cmくらい。下に行くにつれて若干幅が広くなっていきますが、それでも1.4cmです。

モニターは正面から見ることがメインとはいえ、ここが太いと野暮ったく見えるんですよね。
「HUAWEI MateView」からはそういった野暮ったさが完全に排除されています。

ミニマルなデザインのスタンド

「HUAWEI MateView」はスタンドを取り外すことができません。
つまり、モニターアームが使えません。

おそらくこの仕様のせいで多くの方が購入を戸惑っていると思います。
私もモニターアーム狂信者の一人で、モニターのスタンドなんて袋から出さないことがほとんどでした。

「HUAWEI MateView」を購入する際もここが一番心配でしたが、置いてみたらむしろこのスタンドがかっこよくてアームを付けること自体が野暮とすら感じてしまいました。

モニターアーム狂信者の人にこそ是非、使ってみて欲しいです。
省スペースなので横に色々ガジェットを置きやすいのもグッドです。

高さや角度の調整もスムーズで本当に楽です。

「HUAWEI MateView」みたいにおしゃれなならスタンドならアームいらないなって思えます。

入力端子

入力端子は「HDMI×1、Mini DP×1、USB Type-C×1」の3つです。

一番左のUSB Type-CはACアダプターによる給電用で、映像出力用はサイドにあります。

イケてないなあ。。

仕事で頻繁に抜き差しするならむしろこの配置はいいけど、デスクトップPCに繋げて使う場合はL字ケーブルとかU字ケーブル使わないと不恰好な感じになると思います。

私は背面のMini DPに接続して使っています。
スタンドのおかげで配線が隠しやすいのはメリット。

使用感

縦に長いと全てが快適になる

ネットの閲覧

こちらは普通にネットを見ているときの画像です。
ウインドウを2分割すると、縦置きモニターを2台置いているようで非常に快適です。

スクロールする量も減るので、ストレスなく閲覧できます。

ブログ執筆作業

左に下書きに使用している「Bear」を置き、右にブログの編集画面を表示しています。
これ本当に快適です。

ブログ書いてるとちょっと前に書いた単語をコピペしたり、内容を再確認したりすることが多いですが、縦に長い「HUAWEI MateView」ならそれが楽にできます。

このポイントだけでも全てのブロガーに自信を持ってオススメできます。

プログラミング

プログラミングとは非常に相性がいいです。

縦に分割しても横幅は十分な表示領域があり、4K解像度の綺麗さも相まって快適なコーディング環境が得られます。

片方には調べ物やメモを置き、下にはターミナルを置いたりしても便利です。
もちろん全画面でエディタを表示させても快適です。

会社にも導入してほしい。。

写真の編集

LightroomやPhotoshopも広々作業できます。

縦画像も編集しやすいです。

TwitterとYoutube

TwitterとYoutubeも例外なく快適になります。

TwitterはTweetDeckの表示領域が縦にも横にも広くなるので非常に使いやすいです。

Youtubeは生配信のコメントも観たい時にちょうど良い大きさです。
縦に長いので全画面表示にすると上下に黒帯が出てしまいますが、すぐになれると思います。

この2つを並べると間違いなく作業効率落ちるので危険です。やめましょう。

美しい色彩と極薄ベゼルで没入感UP

IPSやHDRがついていることもあり、モニターの色味は本当に綺麗です。
色域はDCI-P3の98%で、10億7000万色を表示できるそうです。

美しすぎてモニターというより、絵が置かれているような感覚があります。

ベゼルは8ミリくらい。細すぎて作業に支障が出ることは無く、むしろ余分なものが減って没入感がグッと上がっている気がします。

余談ですが、iMacもこれくらいの細さになってほしいものです。

スマートバーでモニターの操作がしやすい

内蔵スピーカーの音量は触れるだけで瞬時に変えられる

モニターの操作は下部にあるタッチバーで行うのですが、これの操作感がまあまあいいです。

特にモニター内蔵スピーカーの音量や画面の明るさといった、バーの長さを変更するような項目がやりやすいです。

昼間は少し画面を明るくして見やすくしたり

こういった項目って使用頻度高い割にはモニターのボタンをぽちぽちするようなモニターが多いので、「HUAWEI MateView」は非常に使いやすかったです。

設定メニューのUIはこんな感じ。画面の投影はHUAWEIのワイヤレス機能使う人用なのかな?
基本的には「入力元」で使用する入力端子を選べば普通のモニターと同様に使えます。

モニターライトもちゃんと乗る

BenQのモニターライトはベゼルをはみ出ることもなくピッタリでした。

安定感もあって相性抜群です。
モニターライトはモニターの周囲だけを明るくすることで、目の疲れを軽減してくれます。

予算に余裕があればセットで検討するのがおすすめ!

内蔵スピーカーの音質が悪くない

スタンド部分に内蔵スピーカーがあるのですが、これの音質がまあまあ悪くない感じ。

これでがっつり音楽を聴きたいかと言われるとNOだけど、BGM用途だったりYoutube観る程度なら十分な音質。

音が割れたりノイズが入るといった不快なことはない為、普通に使えて助かる。
Bluetoothスピーカーの接続がうまくいかない時とかは重宝してます。

インテリアに合わせやすいデザイン

もうこれはね、最高です。

極細ベゼルと美しい色彩の描写。
3:2比率で個性あるインテリアが出来上がります。

横から見ても筐体が薄いのでスタイリッシュ。

縦に長く横に狭い為、色々なアイテムを置けます。

壁紙探すのが楽しくなっちゃいますね。

デメリットについて

モニターアームが使えない

スタンドは取り外しできないのでモニターアームは使えません。
先述した通りスタンドのクオリティが素晴らしいのでモニターアームはなくてもいいと思いますが、複数枚使いたい時に不便になります。

例えばこのモニターを2枚設置したい場合、モニターアームがないとちょっとカッコ悪くなる気がします。

そこは好みの問題なので人によっては関係ないかも知れませんが、私はこのモニターを2枚以上置くことは絶対しないと思います。

でも2枚置いたら絶対便利なんだよなあ。。

Mac mini 2018年モデルではmini-DP接続以外はダメ

以前「HUAWEI MateView」を使っていた時は、HDMI接続やUSB Type-C接続をしていました。
その時は頻繁に映像が途切れたり、スリープ解除時に復帰しないことがしばしばありました。

これだと使い物にならず困っていた時、私と同じ条件(Mac mini 2018)で「HUAWEI MateView」を使っていたフォロワーさんがDMで解決策を教えてくださりました。

その解決策は、「mini-DP」接続で使うというものでした。

私もmini-DP – USB Type-Cケーブルを購入して試してみましたが、上記の問題はあっさり解決しました

料金について

これだけ綺麗な映像とスタイリッシュな見た目、加えて3:2という作業効率を上げられる比率を持ち合わせたモニターでこの価格はかなりコスパがいいと思います。

ゲーム用途以外、もしくはゲームはちょこっとで作業がメインな方におすすめできるモニターです。

まとめ

それでは「HUAWEI MateView」のまとめです。

  • 高級感のあるアルミニウム合金
  • 薄型でミニマルなデザイン
  • 高さや角度調整のしやすいスタンド
  • 3:2の縦に長い表示領域で作業効率UP
  • スピーカーの音質もそこそこ
  • モニターアームが使えない
  • Mac mini 2018年モデルではmini-DP接続以外はダメ
  • ゲーム用途には向かない

縦モニター配置を使ったことある人なら分かるかも知れませんが、縦に長い表示領域っていろんなケースで便利ですよね。

いざとなったら全画面で表示して快適に作業ができる為、「HUAWEI MateView」は作業用モニターとしての最適解な感じがします。

スクロールから解放されるのは想像以上に快適でした。

以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

デスクのアイテムについて知りたい方はこちらもどうぞ ↓

https://tsukishiro.blog/pc-desk-202110/
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