SONYグラスサウンドスピーカーLSPX-S3レビュー。2台でステレオペア時の使用感も解説。

こんにちは。
つきしろ(@Tsukishiro)です。

「音楽を聴く時間」をもっと特別なものにしたい。

最近は色んな手段でいつでもどこでも手軽に音楽を聴けるようになりましたね。
私もSpotifyやAppleMusic、Youtube Premiumのバックグラウンド再生などの様々な手段で音楽を聴いています。

本当に便利で助かっていますが、それ故に「音楽を雑に聴いてしまう」ことが多くなった気がします。
「何でもいいからとりあえず作業用BGMとして流しておこう」といった感じですね。

もちろんこれも一つの聴き方ですし、音楽を楽しめないわけではありません。
ただ、どうせ聴くなら、その時間をもっと特別なものにしたいです。

タイミングが良いのか悪いのか、丁度ソニーから新型のグラスサウンドスピーカー「LSPX-S3」が発売されたばかりでした。

「見るだけなら…」と「LSPX-S3」について調べている内、その特徴的なフォルムや音の出し方に心を打たれ、購入することを決意しました。

届いてから実際に使ってみると、期待以上の音質でとても感動しました。

今まで使ってきたスピーカーも音質は良かったのですが、「LSPX-S3」は単純な音を楽しむだけではなく、有機ガラス管による音の広がりや透明感、そしてキャンドルのような優しい光りが創り出す「空間」そのものを楽しませてくれます。

単純に音楽を聴くだけではないということですね。
単体での使用感はもちろん、ステレオペア機能(「LSPX-S3」を2つ使ってステレオ再生にする)を使ったデスクトップスピーカーとしての使用感もレビューします。

また、いくつか気になる点もあり、価格の割には「アプリの操作感」や「ステレオペア機能使用時はマルチペアリング機能が使えない」といった細かなデメリットもありましたので、そちらも含めてレビューしていきます。

目次

商品紹介

内容物

  • スピーカー本体
  • USB-C ケーブル
  • 取扱説明書など

スペック

分類説明
バージョンBluetooth標準規格ver.5.0/Bluetooth標準規格Power Class1
駆動時間電池持続時間(Bluetooth接続時):約8時間
電源USB Type-C/充電池
対応コーデックSBC, AAC, LDAC
対応プロファイルA2DP, AVRCP, HFP, HSP
幅x高さx奥行き94x289x94 mm
重量1100 g

音について

生演奏のように贅沢でクリアな音質

「LSPX-S3」で音楽を聴いてまず驚くのは、音の「透明感」です。

ヴァイオリンやアコースティックギターが奏でる音色や、ボーカルの声、そして息づかいまでもが有機ガラス管のトゥイーターを通してクリアに聴こえて来るのです。

「ああ、買ってよかったな」と思わせてくれる瞬間でした。
ソニー独自のスピーカー駆動技術が奏でるその音は、まさに生演奏のように贅沢で、音楽を聴く時間を特別なものにしてくれます

ソニーのキャッチコピーに「一瞬で、心を揺らす音」とあり、それを見た時は「またまた〜。Bluetoothスピーカーでそんなことできるわけないでしょ〜。」なんて思ってましたが、決して誇大表現ではありませんでした。

有機ガラス管による音の広がり

本体下部は加振器になっており、この加振器が有機ガラス管の端面を叩くことで音を出しています
この「叩く」という音の出し方が弦楽器や打楽器に近いので、目の前で演奏を聴いているような質感描写をできるわけですね。

また、トゥイーター部分である有機ガラス管は、縦長の円筒状となっており、この振動板が音を全方向に満遍なく広げてくれます。
例えば部屋の中心に置いた場合、自分がどこに移動しても違和感なく聴こえるわけです。

これがまた不思議な感覚で、スピーカー本体から音が鳴っているというより、空間そのものが音を奏でているように感じます。

耳をスピーカーに近づけてやっと「あっ、ここから鳴ってるんだ」って感じ。
確かにこの「自然な音の広がり」は普通のスピーカーでは表現できないものだと思います。

心を動かされるボーカルの声や息づかい

このスピーカーで特に体験して欲しいところです。
先ほど音の「透明感」について記載しましたが、これが特に活きるタイミングが「ボーカルの声や息づかい」です。
特に女性ボーカルの声は本当にクリアで綺麗です。

普通のスピーカーのように単一方向から出ている音ではなく、有機ガラス管のトゥイーターにより満遍なく音を出している為、よりリアルに感じるのだと思います。

是非お気に入りのバラードを聴いてみてください。
クリアな質感描写にきっと心が動かされます。

LEDについて

有機ガラス管越しに楽しむ光

実は私がこのスピーカーを購入した1番の理由は、この光がとても綺麗だったからです。
主張しすぎないキャンドルのような光

有機ガラス管越しに辺りを照らす光は、音楽体験はもちろん、インテリアとしても大きく貢献してくれます。
私はデスクに置いてみましたが、光がとても綺麗な為、最初の頃はそっちばかりに目がいってしまっていました笑

レンズリフレクターによる優しい光の反射

LEDにはレンズリフレクターが搭載されており、これにより様々な方向に光が反射するようになっています。
直接光が抑えられている為、眩しすぎるといったこともなく、周辺を優しく照らしてくれます。

このリフレクターのおかげで、単なるガラス越しに見るLEDのような単調さは全く無く、キャンドルに火を灯したかのような暖かみのある光を演出してくれます。
ここは価格に見合った上品な光り方です。
いつまで見ていても飽きません。

ただのランタンとしても使える

スピーカーの機能とライトは基本的には独立しており、それぞれ個別に使うことができます
本体背面のタッチセンサーを押すことでON/OFFの切り替え、長押しでライトモードとキャンドルモードを切り替えることができます。

さらにスワイプで32段階に及ぶ明るさ調整、キャンドルモード時は3段階の明るさ調整&音楽連動の選択ができます。
音楽連動を選択時は音楽の再生が必要そうな感じがしますが、光の「揺らぎ」が発生しないだけで、普通のランタンとして光を楽しむことができます。

個人的にこの「光」と「音」が独立しているのはかなりポイント高かったです。
「LSPX-S3」はスピーカーなので夜はイヤホンで音楽を聴くということも多いです。

そんな時、本体背面のセンサーにタッチするだけで手軽に光のON/OFFを切り替えられるのは、照明としての使い勝手も備わっているといえるでしょう。
ちなみに、ステレオモード使用時は片方をタッチするだけで両方のLEDを操作することが出来る為、使い勝手はとてもいいです。

ステレオペア機能

2台繋げることでステレオ再生を楽しめる

「LSPX-S3」は単体でも十分な音質ですが、2台用意すればステレオ再生を楽しめます

それぞれの本体ボタンを押して設定するだけで簡単にペアリングすることができます。
ステレオ再生してみたところ、単体で使用していた時よりも音に「立体感」が出ていました

そもそも「LSPX-S3」が生演奏を聴いているかのようなクリアな音質なので、そこにステレオ再生の「立体感」が加わり、奥行きのある音を楽しむことができました。

デスクトップスピーカーとして使ってみる

最初は1台で使っていましたが、今は2台でデスクトップスピーカーとして使っています。

映画やドラマも観ていますが、特に遅延が気になるといったことはありませんでした
2台置くとインテリアとしても非常に映えますね。

ただし、雰囲気があり過ぎて一歩間違えると「祭壇」のようになるので気をつけてください笑 ↓

いきなり2台用意するのは中々勇気がいると思うので、最初は1台で楽しんで余裕があったら2台目を購入してみるのもありですね。
その方がステレオ再生になった時の感動もより味わえるかもしれません。

外観

無駄がなくミニマルなデザイン

前モデルの「LSPX-S2」と比べてミニマルなデザインになりました。

最初に「LSPX-S3」のフォルムを見た時、正直「前モデルのがかっこよくない?」と思いましたが、使ってみるとやはり「考え抜かれたデザイン」ということが分かります。

「LSPX-S2」はどちらかというとメカメカしく個性的なデザインだったのに比べ、今回の「LSPX-S3」は本体下部のくびれが抑えられ、カラーもシルバーで落ち着いた雰囲気になりました。

よりインテリアに合わせやすく、モダンな印象を与えてくれます
有機ガラス管も高さが増している為、「LSPX-S2」よりもシュッとした感じはあります。

とにかく色んなインテリアに合わせやすい

先述しましたとおり、この「LSPX-S3」はインテリアに合わせやすいのもポイントです。

例えば他の照明器具とセットで使う場合。
普通なら照明同士が喧嘩するところですが、「LSPX-S3」はキャンドルのようにほのかな光の為、他の光といい感じに調和してくれます。

部屋の雰囲気は出したいけど、明るさも確保したいという場面は多々あると思うので、これは嬉しいポイント。

デメリットについて

音質はいいが、過度な期待は禁物

個人の体感にもよると思いますが、「LSPX-S3」の音質が優れているのは事実だと思います。

ただし、もっといい音を出す有線スピーカーは沢山あります。
もし購入を迷われている方で「有線でも構わない」&「見た目にそこまでこだわりがない」といった方ならば、購入は考えた方がいいです。

個人的には有線でもBluetoothでも接続できて、見た目もかっこいい「AudioEngin A2+」なんかはおすすめです。

私も長い間「AudioEngin A2+」を使っていましたが、今回ご紹介した「LSPX-S3」とはまた違った「綺麗な音」の為、検討する価値はアリです。

少し話が逸れましたが、「LSPX-S3」はBluetoothスピーカーの中ではとても贅沢でクリアな音を出してくれるので、用途に合わせて検討するのがおすすめです。

低音の振動に注意

加振器が本体下部にあるため、低音を出しているときはデスクに振動が伝わります
最初は少し気になりましたが、1週間もすれば慣れました。

数時間使っていると音が途切れることがある(ステレオペアモードのみ?)

ステレオペアモード時のみの現象かもしれませんが、数時間使っていると、音が少し途切れたりノイズが入ったりすることがありました
接続し直すとパッタリと直るので、時間経過で発生する現象なのかもしれません。

ちょこっとしか使わない平日夜なんかは気になりませんが、一日中使っている休日だと2〜3回はこの現象が発生するので少々気になります。

私の環境にBluetoothアイテムが多い故に発生している可能性もありますが、ステレオペアモードで使おうとしている方は注意が必要です。

ステレオペアモード時はマルチペアリング機能が使えない

いや〜、これは見落としていました。
マルチペアリングとは、PCやスマホを同時接続できる大変便利な機能なのですが、これがステレオペアモード時は使えないのです。
まあ無くてもそこまで困る機能では無いですが、ガッカリ感は結構ありました。
「LSPX-S3」をステレオペアモードで使う人間は少数派かもしれないけど、公式サイトにはもっと大きく書いて欲しかったですね。

単体で使用するつもりの方は普通に使えますのでご安心ください。
スマホやPCをいちいち接続し直す必要がないので快適に楽しめると思います。

専用アプリが開くたびに読み込みをするのでテンポが悪い

これ、皆さんが口を揃えて言っていることですが、アプリの操作性はあまり良くありません。

個人的には、アプリを開くたびに読み込み処理が走るのがテンポ悪くて気になりました。
離れた場所からライトやスピーカーの設定を変更できるのは便利ですが、本体背面についているボタンやタッチセンサーで操作してしまった方が速いです。

PCやMacの専用アプリからは操作できない

個人的にちょっと残念だったポイント。
PCやMacにも「Music Center」アプリはあるのですが、ここからは「LSPX-S3」を操作することはできません。(よね?もし勘違いだったら教えてください!)

PCから操作できるようにすれば先述した再読み込み処理も走らないと思うので、使い勝手が上がりそうです。
アップデートに期待したいところですが、まあきっと来ないですよね。

料金や購入方法など

価格は以下の通りです。
少々高いですが、Bluetoothであること、音質や見た目のクオリティを考えるとそれだけの価値はあります

利用シーン

それでは最後に「LSPX-S3」の魅力を写真でお伝えします。
購入する際のご参考にしていただければ嬉しいです。

ラックに飾ってみても綺麗。


昼間でもシンプルな佇まいが素敵。


夜は置くだけで雰囲気が出ます。
バラードがぴったり。


他の光ものアイテムとも相性がいいのもポイント。


光ってない時でもインテリアとして映える。


ステレオペア機能でデスクトップスピーカーとして楽しむのもいいです。

まとめ

それでは「LSPX-S3」のまとめです。

  • 生演奏のように贅沢でクリアな音質
  • 有機ガラス管のトゥイーターが創り出す音の「空間」
  • ボーカルの声や息づかいに心を動かされる
  • 2台で使うとステレオ再生を楽しめる
  • レンズリフレクターを搭載したキャンドルのようなLED
  • インテリアに合わせやすいミニマルなデザイン
  • アプリの存在価値が薄い
  • ステレオペアモード時はマルチペアリング機能が使えない
  • デスクに置いた際の低音による振動は慣れが必要
  • PCやMacからスピーカーの設定をいじれない

お疲れ様でした。
書きたいことが多過ぎて少し長くなってしまいました。
それだけこの「LSPX-S3」は気に入っています。

つきしろ

普段何気なく音楽を聴いている時間が、特別なものになりました
最近はお風呂上がりにこの光を眺めながらゆったりとした音楽をかけるのが好きです笑

目と耳の両方でリラックスしたい方にはピッタリではないでしょうか。

以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

以前のデスク周りのインテリアについてもっと知りたい方はこちらの記事もおすすめです。

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この記事を書いた人

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